今月から2棟目のアパートの家賃収入も半分ほどスタートし始めました。
1棟目はありがたいことに満室運営で、2棟あわせてやっと100万円を超えることができました。
もちろん返済もありますので決して手残りの金額ではありませんが・・・
2棟目の返済に関しては3か月間の猶予をいただいておりますので現在は利息分のみの
支払いになります。この間に貯めておく必要があるため当然使うことができないのですが・・・
現在アパートを法人で所有しておりますが、現状ですと意外に家賃収入を個人で利用できない
点について記載しようと思います。
まずは法人での所有と個人での所有、どちらがいいかという点になりますが、
これはどれくらいの規模を目指すかによって変わってくると思います。
まずは税金が関係してくるのですが、大体目安としては個人年収900万円位からと言われています。
個人で不動産を所有した場合は会社の給与+家賃収入(経費などを引いた金額)のため
実際はそれなりの規模の物件を購入するとこの所得を超えてしまう可能性が高くなります。
(購入する物件の減価償却などもあるので全ての物件が同じではなりませんが)
ただし、個人での所有の場合全ての家賃収入は所有者の収入になるため個人のお金としては
全部利用可能です。(確定申告後税金の支払いはありますが)
逆に法人での所有の場合役員報酬などの支払いをしなければ、法人の税金になりますので
個人の税金よりも税率はかなり優遇されています。
①資本金1億円以下なら軽減税率適用で一律23.3%かつ800万円以下の所得の場合15%の
税率の適用になります。法人住民税を足しても個人の税率33%を超えることはありませんので
税金の面では優遇されています。
②役員報酬として分散で所得を受け取ることができる点も節税に繋がると思います。
③売却の際に個人ですと5年を超えるか超えないかで税金が大きく変わりますが、法人では
関係ありません。(正確には5年の1月1日を超える日付になります)
ただし、法人の収入になるので自由には使うことができません。
現状まとまった費用が無いので必要ないですが、意外にも自分のお金のようではありますが
法人のお金で自由なお金ではない事を感じています。
次回はこの点を記載しようと思います。