今回は家賃収入が始まると生じてくる問題についてになります。
まず前提条件として満室もしくはそれに近い安定した家賃収入を前提にして
1棟で50万円の家賃収入、返済比率50%で考えますと
2棟目購入、運営で税引き前手残り月50万円(年600万)ここから法人税、固定資産税、経費などが
引かれます。(経費率20%で計算しても年480万)3棟、4棟と増えていくと当たり前ですが収入も
増えていきます。
ここで問題は計上できる経費が無いと当たり前ですが、法人税などの税金が大きくなります。
(ただししっかりと納税をしていた方が融資は受けやすくなります)
退去がでると色々な経費がかかります、古ければリフォーム代も高くなりますが・・・
不動産収入の場合売上(家賃)から引くことができる経費の項目が限られているため、
新築、築浅で規模を拡大していると購入時の大きめの経費がないと引ける経費が無いため、
税金を納める必要があります。
ただ、古い建物で退去時修繕代が高くなってしまうと下手をすると月々の家賃を全て使わなくては
いけないケースもあるため物件選びは間取りや築年数など慎重に選ぶ必要があると思います。
単身の場合退去時の原状回復代は低くなる傾向にありますが、入退去の頻度は高くなります。
家族世帯の場合は入退去の頻度は低くなりますが、原状回復代は高くなります。
また、地域の間取り特性(駅から遠い単身物件は客付けに苦労するなど)なども加味して
物件選定は必要になります。
ただ、色々な問題点はありますが、不動産経営に関わらず何もやらない人と、やった人では
年数が経過すればするほど大きな差がうまれてくることは間違いないので不動産に関わらず
早くに動き始めた方がいいことは間違いないと思います。