前回の続きになりますが、法人の家賃収入についてになります。
家賃収入は入居者様がお住いの場合、決まった賃料の入金があるのですが、
金額だけ見ると大きな金額で、そこから返済などの経費を引いた金額が
通帳では確認ができます。(一見大きい金額で嬉しいのですが・・・)
実際は目には見えていない経費や、後程やってくる税金などがあり手残りは
変わってきます。
目で見ている範囲では大きな金額なのですが、自分で引き出して買い物したいと
思ってもできないお金なのです。
何故かというと、会社のお金で個人のお金ではないためです。(当たり前ですが)
そのため個人で支払いをしているお金で、法人の経費としても計上できる項目を
探すのですが、自分で利用できる項目が正直あまりない・・・
ある程度金額が大きいものとして
①法人で賃貸を借りて社宅扱い
②社有車のための車のリース契約
③旅費規程を利用した旅費代
④役員報酬
①に関しては自宅のため
②個人所有のため同様に意味が無い
①、②に関しては法人に売却をして経費として利用も可能ですが、登記など手続きが必要です。
③に関しては規定を作成しても本来の目的は物件調査などになるためグレーすぎるのでやっていません。
④に関しては今年から少額ですが支払いをスタートしましたが非課税枠内のため少額です。
それ以外に関しては携帯代や贈答品、飲食代など多少は経費に計上していますが、
微々たるものです。
上記のため一般的なサラリーマンの給与では貯金は中々できませんが、法人になると
ハイスピードで貯金は増えていきます。←単純に使えないため。
そしてこれから考えられる問題が生じてきます。
それは次回になります。