新習志野物件に12月頭退去予定の連絡がありました。
この物件に関しては来年の2月で満2年で更新を迎えます。
今回退去がでたのは2階の角部屋のため、少しですが賃料UPして
募集をしております。
12月中の決定は時期的に難しいので大きく動き出すのは来年の1月以降
かと思っていますが、1月、2月、3月は他のお部屋も退去が出る可能性が
高いので他にも退去が出た場合は賃料設定は考えないといけないかもしれませんが、市川、船橋エリアは昨今退去のたびに賃料を値上げする傾向が高くなってきているのでそれに乗っかれるとありがたいです。
さいわい新習志野徒歩10分圏内の単身者用のお部屋は3棟位しかないので、
現状他の2棟に退去がでていないので(1棟は7月の新築)
募集のタイミングとしては悪くないと思います。
この賃料を上げる作業ですが、売却の際非常に重要になってくるため、
賃料を上げることができる場合は少しでもいいので増加させると売却時に
非常に大きな金額の差になります。
例になりますが、
Ⓐ1室5万円のお部屋が10室あった場合の年間家賃は600万円
それがⒷ1室5.5万円になると年間660万円になります。
単純に利回り10%(わかりやすいので)で売却すると
Ⓐは6000万円、Ⓑは6600万円と600万円も売却金額に
差がでます。
賃料を1室3000円のみアップできたとしても年間636万円に
なるので10%で売却すると360万円かわってきます。
上記には建築時の総工費や購入時の金額は加味していないので実際は
返済金額なども絡んでくるためもう少し複雑になりますが、賃料
アップが売却に与える影響は非常に大きくなります。
また賃料は世の中の情勢やタイミング、地域の物件量など様々な要因に
左右されるためいつでも上げることができるわけではないので、
近隣の相場などは常に気にしていたり、退去のタイミング(月)などに
よって上手に上げ下げをするといいと思います。